●ICTのある教育現場~ICT活用ゲートウェイ (2007年11月16日)
『ICT活用ゲートウェイ』は、学校と教育委員会と協力企業や団体が一体となって形成されるポータルサイトです。
by Ladislav Soukup
「ICT」というのは、情報(information)や通信(communication)に関する技術を総称しているものです。日本では同様の言葉としてIT(Information Technology(情報技術))の方が普及しているものの、国際的にはICTの方が通りがよいそうです。近年、日本でも定着しつつある言葉です。
ICTのあるべき姿を提示しながら、授業や校務におけるICT活用の推進、合わせてICTリテラシー(ITCを利用する能力)向上などの支援を行うためのポータルサイトとなっています。
現在、提供されているのは、国が掲げるICT戦略とICT全体の動向をダイジェストで紹介している“ICTは今”、キーパーソンからのメッセージをブログ等の様々な形で紹介している“From キーパーソン”、ICTによる実践事例や効果的な活用提案を紹介している“ICT実践活用術”、ICT導入に最適な製品が紹介されている“ICT関連製品のご紹介”となっています。
ポータルに参加するメリットとして紹介されているのは、教職員の方たちに対しては、ポータルにアクセスするだけでICTに関する最新の動向を得られること、ICT活用の意義を再確認できること、先生方および協力企業各社の事例などを一個所で見ることができること、他校の事例を参照することでICT活用のポイント等がわかること、特典コンテンツを活用できることなどがあげられています。
教育委員会・学校法人の窓口担当者に対しては、ICTモデル構成例を確認することで、ICT機器の導入に悩まずに済むこと、一個所でハードウェアからソフトウェアに関する情報をまとめて入手できること、無償の特典コンテンツや優遇価格を得られること、機器購入前の注意点等がわかること、ICT教育推進プログラム協議会と連動したサービスを受けられることなどがあげられています。
この『ICT活用ゲートウェイ』は、小・中・高等学校、および特別支援学校の教職員や教育委員会の方なら誰でも無料で参加できるものです。」
情報が量として多いだけでは、かえって混乱を招くこともあるくらいで、現代でのさまざまな情報は、上手に駆使していくべきもののように感じられますね。
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投稿者 kksblog : 2007年11月16日 01:37