●学習指導要領の改定に向けてホームページ開設 (2007年11月11日)
文部科学省が、「新しい学習指導要領」のホームページを開設しました。
by yavor rachev
学習指導要領とは、文部科学大臣により公示される教育課程の基準です。教育内容や学習事項の学年別配当、授業時間などの編成基準が示されていて、教科書の編集基準にもなるものです。その学習指導要領の改訂に向けて、管轄である中央教育審議会初等中等教育分科会教育課程部会は現在審議を行なっています。そしてこれまでの審議を「教育課程部会におけるこれまでの審美のまとめ」として、ホームページで公表することになったのです。
現在の学習指導要領の理念は、「生きる力」をはぐくむこと。この理念は新しい学習指導要領に引き継がれます。教育基本法や学校教育の改正などを踏まえ、「生きる力」をはぐくむという学習指導要領の理念を実現するため、その具体的な手立てを確率する観点から学習指導要領を改訂するのです。
改定のポイントは以下になります。
・改正教育基本法等を踏まえた学習指導要領改訂
・「生きる力」という理念の共有
・基礎的・基本的な知識・技能の習得
・思考力・判断力・表現力等の育成
・確かな学力を確立するために必要な時間の確保
・学習意欲の向上や学習習慣の確立
・豊かな心や健やかな体の育成のための指導の充実
これまでの審議内容については、すべてホームページ内で閲覧でき、一般の方々からの意見も募集しています。ホームページは随時更新されていきますので、定期的にホームページをご覧になって動向を見守りながら、子どもたちが今の時代を担う力を身につけるために、「生きる力」をはぐくむために、教育とはどうあるべきか、考えてみてはいかがでしょうか。
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投稿者 kksblog : 2007年11月11日 10:05