●家庭でもさっそく取り組んでみよう!食育推進アクションプログラム (2007年11月09日)
東京都中野区で、「中野区食育推進アクションプログラム」が策定されました。
by pnijhuis
このアクションプログラムでは、区民、一人ひとりが食育活動に主体的・積極的に、また、気軽に参加できるような取組みの提案や、それに関連した区の事業を紹介しています。
中野区は、「食育は、本来家庭で行うものですが、家庭の努力を地域の人たちやさまざまな関係機関が支え、協力して食育に取り組むことで、より大きな効果を上げることができる」という姿勢を示しています。
そこで中野区は、食をめぐる現状と課題を「おいしく食べる環境の整備」、「楽しく食べるコミニュケーション」、「かんがえて食べる習慣づくり」の3つに整理して、家庭や地域、学校などが協力して食育に取り組み、子どもたちが「みんなで食べるとおいしいね」と実感できるよう、区民運動を展開していくとのことです。
3つの視点で取り組む食育区民運動として、「楽しい食卓づくり」、「子どもと一緒にキッチンへ」、「食べるものを栽培してみよう」をあげています。
また、アクションプログラムによる区の主な取り組みは、「食育ホームページの開設」、「食育フェスタの開催」、「体験事業の実施」、「人材の育成」となっています。
くわしい内容として、「食育ホームページの開設」では、専門のマスコットキャラクターを紹介したり、子どもたちが取り組んだ運動内容ごとにチェックポイントを課して、クリアした程度に応じて、食育フェスタで表彰するなど、いろいろな工夫がみられます。
食育区民運動として家庭で取り組むべきこと、そして区が取り組むべきことがそれぞれ具体的に挙げられています。家庭での野菜栽培や子どもと一緒に料理をしてみるなど、まずは身近にできることから、それぞれの家庭で実践してみてはいかがでしょうか?
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投稿者 kksblog : 2007年11月09日 20:30