●違いを豊かさにするために考えよう! (2007年11月05日)
和歌山県教育委員会が、人権学習パンフレット『違いを豊かさに』を公表しました。
by Jabz
このパンフレットは、保護者や、子供に関わる地域の人々を対象として、人権に対しての認識を深めることを目的に作成した学習教材(第2作)です。
私達は、物の見方や考え方、習慣、経験、立場など様々な違いの中で調和をとりながら生活していますが、時として人と違う考えを持った人が入ってくると、その人を排除しようとする事があります。
1人1人の人権が尊重される、より良い社会の実現のためには、お互いの違いを認め合い、豊かな人間関係を築いていく事が大切です。
この教材は、体験型学習を中心に作られており、単なる読み物資料としてでなく、日常生活のエピソードを元に考え、意見を出し合いながら、主体的な学びが深まっていくことを期待しています。
噂からはじまる暴力や差別、偏見や差別に関わるトラブルに遭遇したときなど、年齢や環境を問わず起こりうる場面に、どう対処したらいいのかなどが書かれています。
和歌山県教育委員会はこのパンフレットを、保護者学級や保護者会、PTAの人権研修会、地域の人権研修会や地区別懇談会などの活用してもらいたいと奨めています。
金子みすずの詩に「みんなちがって みんないい」という一遍があります。個性を尊重し、理解し合うことが大切ですが、このパンフレットが大人社会から子供の世界にも広く活用されていくことを望みます。
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投稿者 kksblog : 2007年11月05日 15:38