●9つのジャンルから選べます WQ検定で知識博士に (2007年10月15日)
ネット上で小学生の「未来に向かう前向きな意欲指数」を測定できる『WQ検定』が10月10日より始まりました。
「いろんなジャンルが選べます」
『WQ検定』は、現在小中学生を中心に30万人の会員が登録するジュニア向け情報共有サイト「サークルリンク」にできた新しいかたちの検定です。
WQ検定の「WQ」は、「Will」=意志(名詞)・未来(助動詞)と、「Quotient」=測定を合わせた、「Will Quotient」=「未来に向かう前向きな意欲指数」をはかる値です。この検定をつくったバンダイネットワークス株式会社と東京書籍株式会社は、「WQ検定」を設立・展開することで、雑学と呼ばれる知識や小学生が興味をもつ様々な学問のジャンルに対し学ぼうとする前向きな意欲、それらに取り組もうとする姿勢を応援していきたいとのことです。
WQ検定には練習ドリルがあり、国語、算数、天文、歴史、英語、魚、昆虫、ペット、ことわざの9ジャンルから選ぶことができます。クイズはそれぞれ10問で、制限時間内に答えます。
私は、英語を選択してみました。難易度は問題によりますが、中には「うーん」と考え込むような難しい問題もありました。たとえば、「breakfast」(朝食)のfastの元の意味はなんでしょう?という問題がありました。
「英語」を選択中。難しい問題が出てきました。
ジャンルが9つあるので、毎日得意な科目を選択して知識を掘り下げてもいいですし、思い切って苦手な科目に挑戦することもできます。また、すべての問題は、教科書や参考書を発行している東京書籍が監修しているので、安心して取り組むことができそうです。
練習ドリルで学習したら、有料のWQ検定を受けることもできます。検定では、ジャンルを選択して制限時間内に50問のクイズに回答します。終わったら、検定の結果に応じた成績表やWQ判定分析表などが発行されます。
学校で習ったことはもちろん、もっと深い知識をつけるためにもこの検定は貢献してくれそうです。学校のテストに役立てたり、普段の勉強をクイズ形式で楽しくすることが可能なので、子どもたちにも人気が出そうですね。
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投稿者 kksblog : 2007年10月15日 20:51