« 世界で大ブーム!数字で頭の体操 Sudoku(数独) | トップページへ | 平成19年9月26日、福田内閣が発足・・・これからは?(後編) »

工作感覚でロボットを作ってみよう! ロボット学習システム「Robox」 (2007年10月05日)

理科はやっぱり実験・実践をしないと、と考えている先生方、ロボットを作ってみませんか?

robo_071005.jpg


神奈川県立総合教育センターと横浜国立大学が共同で、学校教育用のロボット学習システム「Robox」を開発しました。

もちろんロボットと言っても、二足歩行をするようなものではありません。車の形をしたロボットの、タイヤを動かしてスピードを調節したり、向きを変えたりする程度です。ですが、自分で作ったプログラムに沿って動く姿は、きっと感動しますよ。

「Robox」は大きく分けて、次の3つから構成されています。ロボットの大もととも言える、ロボット制御ボード(RoboBrain)・ロボットを動かす命令を作る、プログラム作成アプリケーション(RoboBuilder)・名前の通り、ロボットの体部分、ロボットボディー(RoboRover)。

プログラム作成と聞くと難しそうですが、言語を駆使する必要はありません。ロボットに教えさせる命令をアイコン化して、ブロックのように並べることで、動作のフローチャートを作ることができるようになっています。また、間違ったプログラミングをすると、アイコンの背景のみどり色がピンクになってしまうので、すぐにわかるのです。

robobuilder_071005.jpg


本体には板目紙という、書類の表紙や梱包にも使える丈夫な紙です。紙なので加工がしやすく、板目紙は文具店や事務用品を扱っている店で入手できます。その他、ビスやナット、ワッシャーなどの部品も必要ですが、こちらもホームセンターなどで手軽に手に入れることができます。

また神奈川県の教員であれば、材料は全て、神奈川県立総合教育センターで配布されているのを入手できます。それ以外からでも、国内外から入手する方法がきちんと紹介されています。

組み立てたものを動かして見せたり、自分たちで組み立てさせたり、さまざまな場で、子ども達の能力に応じた活用方法がありそうです。「Robox」によって、多くの子ども達が「ものづくり」の楽しさに目覚めることができるといいですね。

■関連記事
ロボット学習システムRoboXロボット学習システムRoboX



« 世界で大ブーム!数字で頭の体操 Sudoku(数独) | トップページへ 平成19年9月26日、福田内閣が発足・・・これからは?(後編) »

最新記事一覧

投稿者 kksblog : 2007年10月05日 03:26


コメント
ブログ内検索
昔の記事を読む
メルマガ・RSSで読む
毎週水曜日、1週間分のニュースをまとめてお送りします(無料)。<サンプルはこちら>

【購読はこちら】
ネタを提供する
教育に関するネタ大歓迎。お気軽にどうぞ!!



ネタなどへのお返事
KKSブログ for mobile
mobileaccess.gif

最新15記事の大事なトコだけ読めるようになってます。あと、古い携帯は文字化けするかも


KKS Web News 教育家庭新聞(C) KKS ブログトップ