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教員のICT活用力チェックシステム「ADAPT」公開 (2007年10月31日)

独立行政法人メディア教育開発センター(以下NIME)では、教育がICT活用力をチェックし、学習するシステムADAPT(=Ability Development for advanced Professional Teachers)を公開した。

ICTのコピー.bmp

ADAPTは、文部科学省がIT新改革戦略に基づき策定した「教員のICT活用指導力のチェックリスト」(平成18年1月)に対応しており、教員が自身のICT活用力をチェックし、不足しているスキルを学習できるシステム。小中高校の教員や教員養成系大学などで教員を志望する学生が、授業作りに必要なICTスキルを確認し、不足しているスキルを学習することが出来る。


 ADAPTの主な機能は、ICTスキルに関する質問に○×で応えることで、授業のコンピュータ、インターネットを活用する際に自分が「できること」「できないこと」を明確にする。さらに不得意なスキルの「学習リスト」が作成され、その項目をクリックすると、教材が提示され、学習することができるというもの。学習履歴は「マイ学習リスト」に保存され、繰り返し学習することができる。

 ADAPTの大きな特徴は、各教員が授業で行いたいという項目をクリックすることで、教材が提示される。必要なときに必要なスキルを即学ぶことができる、という実用性を重視して作成された学習プログラムだ。

NIMEの清水康敬理事長はADAPT開発の経緯について「文部科学省が出した教員のICT活用指導力のチェックリスト4段階評価であり、3及び4がつけば『ICT活用指導力がある』と判断している現状だが、将来的には全ての教員のICT活用指導力が最高評価の『4』となることを目指してADAPTを開発した。実施したい授業が最短距離で出来るような構成になっている」とその実質性を強調した。さらに「ADAPTは自学自習できるように作成してあるが、個人で『4』まで辿りつくのは難しい面もある。そこで、自学自習のほかに、教育委員会や大学などで積極的に研修などにも活用してほしい。今後半年間は積極的にバージョンアップしていく予定。積極的に意見を募る」と述べた。登録は無料。▼ADAPT



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投稿者 kksblog : 2007年10月31日 14:20


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