●若者しごとホットライン、相談実績と集計結果について (2007年10月30日)
昨年7月、東京しごとセンターに設置された「若者しごとホットライン」での相談が、1年余で2000件を超えました。
by Heather Elaine Kitchen
「若者しごとホットライン」への相談は、若者本人からの相談が7割となっており、若者自身に「若者しごとホットライン」が定着してきている様子がうかがえます。後半の増加分1001件のうち、約8割が若者からの相談でした。
なお、55%が25~34歳の年長層となっています。
実際の相談内容としては、応募書類の書き方や面接対策などの具体的な就職活動についての相談の割合が4割まで増えています。
そして、依然として、離職中、未就職という方からの相談が、5割を超えています。
「若者しごとホットライン」への相談内容としては、入社への不安・不信から就職に対する意欲の欠如に悩んだり、経験や経歴に対する自信のなさや、具体的な就職活動の方法、また、人間関係の悩み、仕事への不満・転職の悩みなどとなっています。
「若者しごとホットライン」では、就職や転職に当たっての具体的な活動方法を求める相談が増えており、その相談を通じ、働く自信がついたという声も寄せられています。
東京しごとセンターでは、専任制のキャリアカウンセリングや様々なセミナーなどを通じ、個々のニーズに応じて、面接練習や履歴書の書き方などの就職活動の方法についての支援が行われています。
相談内容に合わせ、励ましもしながらアドバイスもし、それによって多くの人たちが安堵したり心の支えになったりしているのではないでしょうか。
現状は厳しいものがあるかもしれませんが、少しでも相談する人がいるだけで、悩みも解決したり自分には考えられないことをアドバイスとしての言葉でもらったりできるという意味では、大きな役割を担ってくれているものに感じますね。
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投稿者 kksblog : 2007年10月30日 11:04