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不適切なサイトを拒否するフィルタリング機能 設定している親はたったの2割弱 (2007年10月29日)

インターネット大手リサーチサイトであるgooリサーチから、「第5回小学生のインターネット利用に関する調査」結果が発表されました。

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by mzacha

今回の調査は、小学生向けポータルサイト「キッズgoo」上において、小学生の子どもを持つ保護者を対象に、小学生のインターネット利用に関する調査でした。

今回の調査結果により、子どものいる家庭でのブロードバンド化が進み、約4割が光回線を利用するなど、家庭でのインターネット利用環境は確実に高速化してきていることが明らかになりました。

インターネットデビューは3歳~5歳がピークで、小学1年生までに約5割が経験済みです。

家庭でのインターネット利用時間は約5割が週に1時間以上。利用目的は1位が「ゲーム」、2位が「勉強のための検索」です。3位は「娯楽・趣味に関する調べもの」でした。

また、インターネットの利用ルールや情報モラル教育については、7割以上の親が「おもに家庭で親が教えるのが適当」と考えており、実際に5割以上の親が子どもに対し教育を行っていました。

「インターネットでコミュニケーションをする相手」では、インターネットをコミュニケーション目的に利用している子どものうち、四分の一が実際に知っている相手ではなくネット上で知り合った相手とコミュニケーションをしていると答えています。

トラブルや事件のきっかけになりやすいとされているシチュエーションが実際に存在することが明らかとなりました。

フィルタリング機能(サービス)については、7割以上の親が認知しているものの、実際の利用は2割弱にとどまるなど、導入までのハードルがやや高いということがわかりました。

しかし、フィルタリング機能を導入していない理由は「不適切なページにアクセスしないと思っているので必要ない」という回答が約5割ありました。

この結果から、家庭での教育が適当と認識しながらも、親の危機意識自体はあまり高くない実態が浮き彫りになりました。

家庭で子どもを危険から守るためには、親がまずフィルタリングを導入してみるとか、注意深く子どもの様子を見るなどの積極的な行動がカギを握っています。

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第5回小学生のインターネット利用に関する調査



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投稿者 kksblog : 2007年10月29日 20:08


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