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全国母子世帯等調査結果報告の中身とは? (2007年10月26日)

厚生労働省の雇用均等・児童家庭局による「全国母子家庭世帯等調査結果報告」が公表されました。

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by Cris Watk

調査は「ひとり親世帯」となった理由や年齢、就業形態など21項目に及び、平成15年から平成18年までの調査結果がまとめられています。ひとり親世帯の調査対象は母子家庭・父子家庭です。


ひとり親世帯になった理由の調査項目では、母子家庭で「生別」(未婚・離婚など)が全体の約9割となっていますが、父子家庭では死別が増加し、生別は全体の約8割との結果が出ました。

また、ひとり親になった時の年齢は、母子世帯で平均31.8歳。平成15年の33.5歳よりも1.7歳減少しており、父子世帯も37.4歳と年齢は年々若くなっています。

母子世帯の母親が就業後帰宅する時間帯調査で最も多かったのは「午後6時~8時」で常用雇用として勤務している世帯が多くなった事もわかります。

母子世帯の平均年収の調査は業種別にまとめられていますが、全世帯の半分以下で、家計をやりくりする上での悩みや苦労もうかがえます。

相談相手有無の調査では。父子世帯の相談相手が少なかったり、話し相手を求めながら家庭生活を続けている現状も浮き彫りになっています。

ひとり親になるには理由があり、それぞれの家庭が子どもを育てながら生活しています。その生活は決して楽なものではないはずです。金銭的・精神的に追いつめられる事のないような援助や育児相談などの窓口が求められているのではないでしょうか。

■関連記事 生活保護を受ける人の数の上昇と、その要因は? (2007年09月24日)

●平成18年度全国母子世帯等調査結果報告(厚生労働省)




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投稿者 kksblog : 2007年10月26日 14:29


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