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愛知の先生は学んでいます! (2007年10月24日)

愛知県で進められている授業名人活用推進事業。平成19年度の実践報告書が10月18日、追加報告されました。

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by愛知県HPより

「授業名人活用推進事業」とは、指導実績のある教員経験者や大学教授等の「授業名人」を学校で継続的に活用して、見本授業や指導技術を高めるための研修を行う事によって、教員の授業力向上を図るとともに、子供達の学習意欲を高めるために愛知県が本年度立ち上げたものです。

事業の内容は、小・中学校18校を授業名人活用推進校として指定し、教科、領域を決定したのち、授業場面に応じてアドバイスをしたり、校内研修会に参加したりして、教員の授業力などの向上を図ります。今回追加発表されたものは小学校・4校と中学校・6校の実践報告書です。

小学校では「子どもの力を引き出すための算数科の授業のあり方」や「国語授業の進め方その要点」などのテーマで教員が授業名人から指導を受けていました。ある授業名人は「教育は現実的で、教室には学力差があるが、原則的・基本的には同じ情報を流してやること。すぐに身につけられない子達にも、こうすればいいと言うことをきちんと教え、何回も{「鍛える}事で、最後には{出来た!}と感じさせ、うんと誉めてやることが大事である」と指導されていました。

また中学校では、合唱指導で著名な授業名人が実際に学級に入り指導を行ったところ、最初は不安げだった歌声がみるみる上達し、1時間の授業で誰もが自信を持って楽しく歌えるようになったと報告していました。

小学校では8月に「保護者、児童、同僚との関係を良好にするためのコーチング」と題した研修会が行われ、コーチング講師による指導を受け、教師とは「子どもの人生を扱う仕事であること」を頭に置いて今後の指導に役立てたいと報告していました。

愛知県では、この「授業名人活用推進事業」の他に「自分づくり 仲間づくり推進事業」、「命を大切にする心を育む教育推進事業」などがあり、教育への取り組みが積極的に行われています。子どもだけではなく教員への「教育」も進められています。

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投稿者 kksblog : 2007年10月24日 15:05


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