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いじめへの的確な対応は学校と家庭両方で。 (2007年10月23日)

埼玉県教育委員会・教育局のいじめ対策検討委員会は、去る9月14日、「いじめ対策検討委員会報告書」を公表し、教職員に共通理解してもらうための「いじめ対応ハンドブック」を配布する事としました。

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by kifo

このハンドブックは,さいたま市以外の県内全ての教職員に配布し、いじめに対する迅速かつ効果的な予防・発見・対応を求めるもので、学校全体がチームとなって組織的に取り組む事が大事だと述べています。

いじめ早期発見のためのチェックポイントは56項目で詳しく説明され、塾やスポーツ少年団でのいじめ、警察との連携を測るタイミングの目安にまで及んでいます。

また、同時にいじめのサイン・SOSを的確に受け止めてあげられるよう、家庭用いじめ発見チェックシートも、さいたま市以外の県内全ての公立学校児童生徒の保護者に配布されます。チェックポイントは36項目で、家庭の役割などを示した「いじめ問題に関するアピール」も掲載しています。

近頃はネット社会等と言われ、インターネットのサイト上やメールでの陰湿・悪質な言葉によるいじめも頻繁に起こっているのが現状です。大人の目の届かないところで、いじめは静かに始まっています。子供が示す小さなサイン・SOSに早く気づいてあげることが大切です。

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投稿者 kksblog : 2007年10月23日 13:49


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