●文部科学省「放課後子どもプラン」ホームページの開設 (2007年10月23日)
平成19年度から、文部科学省では厚生労働省との連携の下、「放課後子どもプラン」を創設し、その推進を行ってきています。
「放課後子どもプラン」は、地域社会の中で、放課後や週末などに、子どもたちが安全で安心し、健やかに育まれるよう、文部科学省の“放課後子ども教室推進事業”と厚生労働省の“放課後児童健全育成事業”を一体的、あるいは連携して実施するものです。
by amminopurr
「放課後子どもプラン」の具体的な内容としては、放課後や週末などの子どもたちの、適切な遊びや生活の場の確保や、小学校の余裕教室などを活用して、地域の方々の参画を得ながら、学習やスポーツ・文化活動、地域住民との交流活動などの取り組みを実施します。
現在、多くの市町村で、小学校や公民館、児童館などを活用して、地域性を生かしつつ「放課後子どもプラン」に取り組まれています。「放課後子どもプラン」ホームページ開設により、これから先、全国で「放課後子どもプラン」の取り組みが行われるようになれば、という願いも込められています。
文部科学省では、「放課後子どもプラン」の内容や、各地域での取り組みを広く知ってもらい、市町村とさまざまな団体・企業等との橋渡しを行うために、このホームページを開設しました。
「放課後子どもプラン」ホームページの掲載内容には、『みんなの日記』や『ボランティア奮闘記』などがあり、また、『全国の子ども教室一覧』なども載せられています。
『みんなの日記』は、その時々の活動報告の紹介として、『ボランティア奮闘記』は、活動に参加した方の感想を載せる場として使います。掲載してもらう内容がある場合には、メールでその内容を送るようです。素敵な活動報告でいっぱいになればいいですね。そして、その内容を全国の人が見ることで、さらに活性化していければ、なおいいのではないでしょうか。
ホームページでは、「放課後子どもプラン」の趣旨や創設の経緯、また、関連資料等、各自治体から寄せられたさまざまな事例についての紹介、なども掲載されています。
子どもたちに、時間を無駄にしないよう、おけいこごとなどでいっぱいにしているご家庭もあるでしょう。そのペースを作っておけば、塾などの勉強で忙しくなっても戸惑うこともないかもしれません。でも、「習う」ということだけに限らず、「参加する」ということで時間を使うことも、長い人生を考えると決して無駄にはならず逆に財産になるのではないかと思われませんか?
成長の中の「心の成長」は、非常に重要なものではないかと昨今特に思いますよね。
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投稿者 kksblog : 2007年10月23日 12:35