●第2期「京都教師塾」は第1期を上回る申込 (2007年10月22日)
教師を志す学生・社会人を対象に教師に求められる資質や実践的指導力を養成する「京都教師塾」(第2期10月6日開講、入塾式/来年7月5日卒塾式)は第2期塾生の募集結果を公開しました。
今回、7月1日から9月3日(大学等の要望から当初締切8月24日から延長)の募集期間に申し込んだ希望者は658名で、第1期の申込から5名増。応募者の内訳は、男性251人(38.1%)、女性407人(61.9%)と女性の参加が多いのも特徴です。
同塾には京都府以外からの申込も多く、先生を目指す学生らの注目が高いことがわかります。実際の住所地による内訳は、京都市408名(62.8%)、京都府下92名(14%)、京都府を除く近畿1府4県153名(23.3%)、また近畿以外からも群馬、東京、神奈川、愛知、広島から5名(0.8%)の応募となっています。
平均年齢は23.5歳、年齢構成は19歳以下24名(3.6%)、20歳~24歳460名(69.9%)、25歳~29歳99名(15%)、30歳以上75名(11.4%)でした。また今回の申込では、学生491名(74.6%)、社会人は167名(25.4%)と、第1期で388名(59.4%)だった学生の数が大幅に増加していることがわかります。
この‘学生増’の背景について、同市では第2期開講にあたって16大学で説明会を実施(延べ26回)したことが効果を上げていると分析しています。
当初見込みを上回る反響を受けて、同市では定員(300名)増を検討、入塾生には書類審査を経て9月中に選考結果が伝えられました。教育現場にとっても、学生にとってもメリットのあるこうした取り組みが今後各地で拡がることが期待されます。
■関連記事
よこはま教師塾2期生募集(~10月31日)
教員志望学生が高校で学べる機会
教員のスタンダード示す(福島県)
教職大学院にて、より”高い専門能力”を
教員養成改革モデル事業・始動
教員免許更新制についてのモニター調査結果
« 第2回日本語検定 全国で約23,000人以上が受検 | トップページへ 都立学校における麻しん集団発生について »
最新記事一覧
- 日本人の大人読解力・数的能力は1位 IT活用はOECD平均並み(2013年10月08日)
- 日本人の大人読解力・数的能力は1位 IT活用はOECD平均並み
- 汚れが気になる人向け、「MONO」シリーズから黒色消しゴムが新登場
- きれいな文字が書ける『文字力アップノート』発売~ナカバヤシ
- 教室とeラーニングをシームレスに連携させるシステム タブレット版も登場
- ソフトバンクの選手といっしょに練習できる野球教室 参加者募集中!
- 授業改善に役立つパンフレット『授業アイディア例』を作成~国立教育政策研究所(2013年10月07日)
- 『ジェットストリーム』から操作性、高級感を両立した社会人層向けペンが登場
- 教育用ICT機器は市場拡大の一途、タブレット端末が牽引する見込み
- この秋、東京国立博物館のワークショップで歴史上の「文化」を体験しよう
- クリスマスを外国で過ごせる学生向けホームステイ語学研修
- サッカーキッズ育成「オンライン自主練サービス」の試験運用が開始されています(2013年10月05日)
- 日本人の国語に関する意識や理解の現状について調査~文化庁(2013年10月04日)
- スマートフォンやタブレットを使っていても、やっぱり仕事の相棒は「ノート」
- 日本食文化・川場の食材・自然写真を融合「KAWABA国際自然文化サミット」【10月5日~20日、10月18~20日群馬県川場村】
投稿者 kksblog : 2007年10月22日 10:36