●地球環境問題(温暖化・オゾン層破壊・熱帯林の減少など)に関心 92.3% 内閣府調べ (2007年10月21日)
今年8月に実施された地球環境問題に関する意識調査について、8日内閣府より集計結果が発表されました。
「全国地球温暖化防止活動推進センターホームページより
環境問題についての関心度が年々高まり、関心があるが92.3%にのぼりました。温室効果ガスによる温暖化現象、地球への影響についても関心度が高まっています。
個々の温暖化対策として実施していることは、こまめに消灯、シャワーの流しっ放しを避ける、エアコンの温度設定といったような日常の生活に即した行動を心がけているようです。また家電や自動車の購入の際は省エネ商品を選ぶという意見も増えている一方、エコ商品を選ぶとコストが高いという理由で、省エネ商品を選ばないという意見も見逃せません。
また、環境税の導入の是非については、賛成40.1%、反対32%となり、環境への配慮の高まりが反映された結果です。平成17年に実施した前回調査では賛成24.8%、反対32.4%でしたので、ここで賛成意見が多数派を占めました。
環境税の導入についての賛否の理由はいろいろですが、導入により個々の意識が高まり、省エネに努める結果となるというのが大きな意見で、反対意見では家計費に負担が増えるが一番大きな理由です。また環境税の使途が見えないという意見もありました。
美しい地球を次世代へ受け継ぐためなどというと、あまりにも次元が大きすぎてピンときません。自分の子どもや孫たちに、自分が味わったと同じだけの環境、四季の美しさを残してやるために、“できること” というよりも “しなければ” へと、生活を改めるべき時期が来ているのではないでしょうか?
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投稿者 kksblog : 2007年10月21日 13:52