●子供の命をライフジャケットで守りましょう~海上保安庁より (2007年10月19日)
平成19年9月、広島県江田島沖で小型ヨットが転覆し、乗船者6名が海に投げ出され、その内ライフジャケットを着用していなかった5歳と9歳の女児2名が死亡する事故が発生しました。海上保安庁では、このような事故が2度と起きないよう、管下に対して現場指導の徹底を指示するとともに、マリンレジャー関係団体等に対し、ライフジャケットの常時着用の徹底について、協力を依頼しました。
by amminopurr
各管区海上保安本部へは、“海中転落の恐れのあるマリンレジャー活動中の児童等に対する、ライフジャケット着用について、保護者に対する指導の徹底を行うことを指示しました。
また、マリンレジャー関係団体等に対しては、“児童等を対象とした海浜行事におけるライフジャケット常時着用の徹底”、“各種のイベント、会報誌やホームページを活用した会員等への周知・啓発・取扱い説明書や商品タグ等を活用した注意喚起”、“専門誌や業界紙を通じた注意喚起”、“海技免状更新講習会等における注意喚起”、“船舶検査実施時におけるボートオーナー等への注意喚起”、“PTA活動を通じた保護者への注意喚起”を依頼しました。
海上保安庁は、3つの基本自己救命策を推進しています。まず、ライフジャケットの常時着用、そして、防水パック入り携帯電話等の適切な連絡手段の確保、そして、118番の有効活用です。
118番というのは、海上保安庁が2000年から運用を開始している、海上における事件・事故の緊急通報用電話番号です。
たとえば、海難人身事故に遭遇した、あるいは目撃した場合、油の排出等を発見した場合、不審船を発見した場合、密航・密輸事犯等の情報を得た場合、などについて、「いつ」、「どこで」、「なにがあった」などを簡潔に落ち着いて通報するように、とされています。
この118番は、加入電話、公衆電話、携帯電話、PHS、船舶電話などからの利用が可能です。
ちょっとしたことで、水難事故は起こっているようです。大丈夫と思っても、念のためにということを忘れずに水辺を楽しみたいものですね。そして、118番、覚えておきましょう。
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投稿者 kksblog : 2007年10月19日 00:17