« 学校に食育のリーダーを 栄養教諭の導入について | トップページへ | 人権問題を段階的に考えて実践 学校の授業に取り入れ推進 »

家事・育児に対する考え方、男女間で差 (2007年10月16日)

東京都墨田区が男女共同参画に関する意識調査を行いました。

aemmea98.jpg
By aemmea98

この調査によると、日常的な家事や子育てに関して、男女2人で行うのが理想だとする考えが多かった一方で、実際に家事・育児を行っているのは女性のほうが多いという結果でした。

日常的な家事を「いつもしている」のは女性に多く、特に、食事のしたく、食事の片付け、買い物、洗濯は8割前後を女性が行っているということでした。

男女ともに理想の家事・育児の分担方法については、「男女とも仕事をし、家事・育児も男女で行う」が最も多く、女性ではこのように考えている人は全体の半数以上でした。

また、女性の多くが、「女の子にも経済的自立ができるように育てるのが良い」と考えていました。“女の子は女の子らしく、男の子は男の子らしく”という育て方を、はっきりと肯定している女性は男性の約半分しかにしか過ぎず、これは全項目中で最も男女差がありました。

女性は、男性にもっと育児や家事を分担してもらいたいと考えているようです。男性は、男女二人の子育ての為には、労働時間の短縮や休暇制度の普及が必要と考えていますが、女性は育児・家事への男性の関心を高めることが大切と考えているようです。

今回の調査で、男女間で考えの違いがあるということが明らかになりました。お互いに理解しあって支えあいながら家事や育児を行っていくには、まず男女間の意識の差を埋めることが大切かもしれません。

■関連記事
男女共同参画調査「家事の大半は妻」 ~内閣府より~
女性が家事と育児をすべき?―子育て国際比較

墨田区男女共同参画に関する区民意識調査



« 学校に食育のリーダーを 栄養教諭の導入について | トップページへ 人権問題を段階的に考えて実践 学校の授業に取り入れ推進 »

最新記事一覧

投稿者 kksblog : 2007年10月16日 12:27


コメント
ブログ内検索
昔の記事を読む
メルマガ・RSSで読む
毎週水曜日、1週間分のニュースをまとめてお送りします(無料)。<サンプルはこちら>

【購読はこちら】
ネタを提供する
教育に関するネタ大歓迎。お気軽にどうぞ!!



ネタなどへのお返事
KKSブログ for mobile
mobileaccess.gif

最新15記事の大事なトコだけ読めるようになってます。あと、古い携帯は文字化けするかも


KKS Web News 教育家庭新聞(C) KKS ブログトップ