●事件・事故からこどもを守る―危機管理の手引き (2007年10月15日)
学校の危機管理についての手引きを北海道教育委員会が作成しました。
By Alexmaher
子どもが一日の半分以上を過ごす学校は、安全で子ども達が健やかに成長できる場でなくてはなりません。保護者や地域も学校と一緒になって連携し、子どもの安全を守る必要があります。
これは、多発する事件・事故、また、教員の不祥事などを受けて作成されたものです。
この手引きではさまざまなケースを想定しており、教職員の訓練、その後の保護者への対応、事故を防ぐ為の対策などについても言及しています。
具体的には、学校での体育中や行事中の事故、登下校時の事故、生徒の暴力、自殺未遂、家出、いじめ、インターネット上での誹謗中傷、出会い系サイトの問題、生徒の心のケア、セクハラ、食中毒などについてそれぞれケースを想定しての細かな対応を示しています。
最近では、インターネットの普及などによって起こる事件も増えてきました。インターネット上で、生徒が他の生徒の悪口を書いたり、出会い系サイトなどの有害サイトに生徒がアクセスして事件に巻き込まれるということも多くなってきました。以前にも増して、さまざまな事故・事件のケースを想定して動かなくてはならなくなってきたと言えるでしょう。
教師や保護者などが、想定されうる事故・事件についての知識を得て、どのような対策をするかを十分に考えることによって、事件や事故は未然に防げます。子どもたちが健康に育つことができるように、危機管理に対する意識を高めていくことが大切です。
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投稿者 kksblog : 2007年10月15日 18:13