●こどもの命を守るために、児童虐待への理解を深めよう。 (2007年10月11日)
厚生労働省が、平成19年度「児童虐待防止推進月間(11月)」の実施を発表しました。
児童への虐待問題は年々増加しています。中には児童の命が奪われてしまうほどの重大な事件も起きています。そこで、児童虐待への関心と理解を深めるためのフォーラムや啓発活動が11月に行われます。
これは、児童虐待の深刻さ・重大さを受け、人々にもっと児童虐待についての関心・知識・理解を持ってもらおうということで実施され、多くの民間団体や国・地方公共団体などが協力して、児童虐待防止のための取り組みを推進します。
具体的には、ポスターやリーフレットの作成と配布、全国フォーラムの開催、オレンジリボンキャンペーン(オレンジ色のものを身につけることや、公共施設などをオレンジにライトアップすることで児童虐待防止のメッセージを伝える)、児童虐待防止対策協議会の開催などを行う予定です。
また、児童虐待防止の標語が公募され、最優秀作品には、萩原理沙さん熊本県・小学6年生)の作品『聞こえるよ 耳をすませば 心のさけび』が選ばれました。
虐待は児童の体だけではなく、心にも非常に大きな傷を残します。子どもにも明るく健康に育つ権利があります。子どもの人権を重くとらえ、一人ひとりが意識を高めることが必要といえるでしょう。児童虐待の防止、早期発見・早期対応、自立するまでのケアなどについて理解を深め、自分に何ができるのかを考える機会を作ってみてください。
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投稿者 kksblog : 2007年10月11日 15:56