●石切りで51回の新記録達成!石切り名人にそのコツを聞く (2007年10月09日)
イギリスのBBCニュースによると、Russell Byarsさんが「石切り」の最高記録を更新したとのことです。
「石切りの動画です」
43歳の技術者、Byarsさんが最高記録である51回連続の石切りに成功しました。Byarsさんは、アメリカのピッツバーグ近郊にあるアレゲニー川で練習を重ねてきたということです。
Byarsさんは、たとえ初心者が15回とか20回以上の記録を出しても、自分はしっかりルールから外れることなく練習をしてきたとBBCに語っています。
「こんな風に石を投げます」
また、ByarsさんはこのようにBBCにコメントをしています。「僕は、いつも石が最初に着地する地点を投げる前に決めておいて、石を水に押し出すような感覚で投げるんだ。」「自分の石切りの姿をビデオに録画して見てみたら、野球選手が下手投げをする時みたいに素早く石を投げているということに気がついた。」
石切りの成功には、石の大きさと形がカギを握っています。卵形で手のひらサイズくらいの大きな石がベストだと信じている人もいます。たしかに、十分な重さがあると風に左右されにくいという面もあるのですが、軽い方が的確に投げることができます。
Bocquet 教授と研究者たちは石切りと石の関係について研究を進めてきました。その結果、速い速度で石が回転することは石切りで大切なことであり、水と石が水面で衝突しているときに、石が早く回転していることも大事なポイントだということです。
最後に石切りをする上で重要なことは、石を投げるときのアングル(姿勢)です。Bocquet 教授によると、石が水に当たるときに10度から20度の角度になることがベストアングルだそうです。
Byarsさんは、「投げ方のコツとかはよくわかっていなかったけど、自分が投げた石のスピードは時速80キロだった。これでも十分早いけど、もし時速150キロに到達できる人がいれば、自分の記録を破る人は出てくるだろうね」と語っています。
工事現場で働き、特別な練習をせずに石切りのチャンピオンに輝いたByarsさん。石切りは昔からあった遊びですが、最近は川が近くになくて遊べない環境が多いですね。でも、Byarsさんのように近くに川があるならぜひ挑戦してみてください。自分の新記録を作るなり、石の波紋に芸術を見いだすなり・・・。紅葉の季節に自然と一体になった遊びもいいものです。
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投稿者 kksblog : 2007年10月09日 19:24