●男女共同参画調査「家事の大半は妻」 ~内閣府より~ (2007年10月08日)
10月1日の内閣府は、男女共同参画社会に関する世論調査の結果を発表しました。
家庭生活に関する調査の中で、「夫は外で働き、妻は家庭を守るべき」という問いに対して、反対を選んだ人が、平成4年より調査開始後初めて過半数を超えて、52.1%になりました。賛成とするのは男性、反対とするのは女性が多く、意識の中には男女格差はあるようです。
また家事分担については、掃除・食事の支度・片付けはいずれも圧倒的に妻の役割とする結果が出ました。女性からみると妻の分担となっていると感じ、男性からは家族全員で分担していると感じているという結果で、ここにも男女の意識の違いがありました。
最大数の回答から女性をイメージしてみると、就職し会社の中で与えられた仕事を十分にこなし、いずれ結婚。結婚後は家に帰れば家事の大半を受け持ち、忙しく過ごす姿が浮かび上がります。その上子どもができれば子育てと仕事の両立に悩み、ご近所付き合いに気を遣い、パートナーへの不満から離婚を真剣に考える姿です。
男性にかかる負荷については、このアンケート結果にはほとんど表れてきません。意識の中では、まだ女性が劣勢の状況にあります。
ここでイメージしたものは、集計の結果だけをデフォルメしたものです。実際の生活では自分たちの生活に適った形であればいいわけです。家庭内に限らず、仕事量の大小格差は、思いやりで穴埋めできたら楽しいと思いませんか?
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投稿者 kksblog : 2007年10月08日 00:58