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ペン入力PCで児童の学力向上 マイクロソフトと和歌山市が共同研究 (2007年10月06日)

平成19年10月より、和歌山市とマイクロソフト株式会社は、学校の情報化に向けて下記2項目を柱に、「Wプロジェクト」と題した共同研究を進めることを発表しました。

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(1)ペン入力式携帯コンピュータの活用による児童の基礎学力向上に関する研究
市内全小学校に計1300台の携帯コンピューとMicrosoft(R) Office OneNote(R) 2007を配備しました。手で書いて覚えるという従来の学習形態に近いペン入力方式のコンピュータを活用して、児童の学力向上を図る試みです。マイクロソフト社は、教員が利用しやすいようなテンプレートの提供、技術支援、アドバイザー派遣などを行います。

(2)教員の情報化研修によるICT活用指導力の向上
小中高等学校の教員を対象に、e‐Learning型の研修カリキュラム「ICTスキルアップオンライン」を導入し、1年間で延べ700名の教員が実践的なオンライン研修を受けることになります。

※ICT(Information and Communication Technology)とは、多くの場合「情報通信技術」と和訳され、IT(Information Technology)の「情報」に加えて「コミュニケーション」が重要視されるということです。

これまではパソコンを使った授業は総合的な学習の時間が多く、教科の授業に利用するケースは少ないようです。ペン入力のパソコンを利用することで、書いて覚える従来の学習方法に加え、算数の計算の間違いや漢字のハネや留めの間違いを即時にチェックできるなどのメリットがあり、児童の学力向上に大きな期待ができます。

私が初めてパソコンにおそるおそる触れたときは、不思議な魔法の箱でした。しかし現代のの子どもたちにとっては、何でもできて親しみのある“ドラえもん”的な存在なのかもしれませんね?

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和歌山市とマイクロソフトが、学校の情報化に向けた連携事業に合意



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投稿者 kksblog : 2007年10月06日 23:30


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