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平成19年9月26日、福田内閣が発足・・・これからは?(前編) (2007年10月04日)

25日の国会で、福田康夫氏が内閣総理大臣として指名され、これを受け、総理大臣官邸で新内閣の組閣に着手、その後、町村新内閣官房長官から閣僚名簿の発表が行われました。文部科学大臣には、初入閣となる渡海紀三朗氏に決まりました。

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by yun

25日に行われた記者会見で福田総理は、「私は、このたび内閣総理大臣を拝命いたしました、福田康夫でございます。公明党との連立により政権を担当いたすことになりました。目下、内外ともになかなか厳しい状況がございます。そういう中で、この重責を担ってまいるわけでございますが、全力を挙げてこの難局に取り組んでいこうという決意をいたしておるところでございます。」と冒頭で述べました。


そして、「今回、このような自由民主党の総裁選挙がございましたけれども、この総裁選挙をすることによりまして、国会中ということもございますけれども、2週間国会を止めてしまったということがございました。このことについては、私も大変国民及び議員の皆さん方に申し訳ないことをしたと思っております。それだけに、これから私がその重責をいかに果たしていくかということについて、いろいろ考えておりますけれども、何はともあれ、まずはこれまでの政治不信の解消、このことに全力を傾けていかなければいけないと思います。」と述べました。また、「これからの国会運営は野党とよく協議をしていかないと円滑な国会運営ができない。野党とどのような協議をしていくかということが、大きな課題になろうかと思います。」と述べています。

つづけて、「現今の情勢というものは、極めて困難な状況もあります。それは、今、我が国が直面している課題の中で、社会情勢が変わってきているということがございます。一つは、少子高齢化、そして人口減少という新しい時代に入ったということであります。そして、また、そのことにより経済がどのように変化していくかということもよく考えていかなければいけない大きな課題になっております。」

そして、「外に目を転ずれば、国際情勢も変化しております。近隣諸国が経済成長が著しいということもございます。また、中長期的には環境の問題がございます。環境の問題にどのように対処すべきかということも十分考えていかなければいけない。そのような将来の課題を考えた場合に、今、我が国が成すべきことは何かということであります。そのような時代を目指して、また、その時代の環境を見据えた上で、今、我が国が成すべきことは何かということを考える、そういう時代になったということであります。今までのように、過去の延長線で物事を考えるということは許されなくなったということであります。」と述べています。

また、将来性を考えてということでは、「そういう現在の状況の中で、政治に課せられた課題は極めて大きいと思います。いろいろなことを考えていかなければいけない。そして、その中で、未来に対して確信が持てるようなことをしていかなければいけない。それは、希望につながります。今の若い人たちが将来に対して希望を持てるように、そして、また、働く人、年をとった方々が安心して生活できるような社会をつくっていかなければいけない。これが私たちの当面、するというだけでない、これから先、将来長い期間に達成していく課題であるというように思います。」と述べています。

課題のあまりに多い今の日本、福田総理もこれからのこの国を支えていく若い人たちのことも考えて、明るい未来につながるよう、考えていかなければいけないということを会見で言われています。

さて、教育再生会議を中心に教育問題は、これからどういう流れで取り組んでいかれるのでしょうか・・・後編につづく・・・

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投稿者 kksblog : 2007年10月04日 08:18


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