●教育の情報化を進める日野市 推進室Webページも充実 (2007年10月01日)
日野市では、平成18年4月、「全ての学校で、全ての教員がICTを活用した指導を実施できるようにする」(基本方針)
ためにICT活用教育推進室を新設、教育の情報化に積極的に取り組んでいます。
同市では、基本方針を達成するための方策として、以下5つを掲げています。
<1> ICT環境の整備
(全教員への1人1台コンピュータ配備、校務支援システムの導入、校内LAN整備を中心としたICT環境整備の実施など)
<2>メディアコーディネータ制度の導入
(ハードやソフトの保守ではなく利活用に重点を置く4名のメディアコーディネータを配置。
学校に出向いてPCやネットワークを活用した効果的な授業の在り方を先生方と共に考案、授業で児童・生徒を直接支援する)
<3>ICT活用教育のできない先生「ゼロ」
プロジェクト
(コンピュータ操作研修を希望する教員にメディアコーディネータが個別支援、さらに研修会を実施-今年3月、
コンピュータを使って教科指導等ができる教員100%達成)
<4>ICT関連各種委員会との連携
<5>ICT活用教育モデル校の支援
ICT活用教育推進室のWebサイトでは、日野市の小中学校HPの「新着情報」をはじめ、「推進室だより」
として教育コンテンツや校務支援システム、体育の授業で使える画像遅延装置などの活用事例、学校訪問や研修会の様子などが掲載されています。
情報発信の継続は高い意識がないと成り立ちません。教育委員会を中心とした、丁寧で熱意ある取組みの継続が
「コンピュータを使って教科指導等ができる教員100%の達成」といった大きな実りとなるのでしょう。
今後とも他を引っ張る同市の更なる実践からは目が離せません。
日野市ICT活用教育推進室
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投稿者 kksblog : 2007年10月01日 21:11
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