●世界の60%の石油を中東が保有 消費率はダントツでアメリカ、そして日本も (2007年10月01日)
海外の調査で「世界の石油保有率と消費率(Who has the oil?)」について調べた結果が、地図にまとめられました。
「大きい国は石油をたくさん持っていることを表し、色は消費率を表しています。」
この地図の面白いところは、一目瞭然でどこの国が石油をたくさん持っているかがわかるところです。そして、画像の左下の色分けでどこの国がどれだけ石油を消費しているかもわかります。
画像の右下を見ると、「World Reserves of Oil」という表が載っています。これは、世界の石油大国のランキングとどれだけ持っているか、また100%のうち何%を保有しているかがわかる表です。
サウジアラビアは、地図の中央にある水色の国です。なんとこの国だけで世界の石油の22.3%を保持しています。そして、第2位のイランは、世界の11.2%の石油を保持しています。ロシアは世界で7位、世界の6.1%の石油を保持し、アメリカは世界で11位、世界の1.8%の石油を保持しています。
中東は世界の60%の石油をもっていますから、この表からはアメリカやロシアがとても小さく感じられます。それだけ中東が世界の石油を支配しているということになりますね。
次に画像の右下の色分け表を見てみます。黄土色→灰色と上から並んでいますが、黄土色は消費率の最も高い色です。
地図から黄土色の国を探してみましょう。世界中で一国のみ、アメリカ(アラスカ含む)です。次に消費量が多いのが濃い水色の国です。日本と中国を見つけられましたか?そして次に多いのが緑の国。カナダやメキシコ、ブラジル、ドイツ、ロシアにインドなどが含まれています。
そして注目すべきなのが、石油保有国がほとんど灰色だということ。これは、石油を持っているけれど、消費していないということです。
日本は、本当にこの地図上では小さいですが消費率は濃い水色です。この表が表す危機感を忘れないこと。私たちが家庭や学校で、意識して節電すること。これが地球を守っていく上で大切なのではないでしょうか。
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投稿者 kksblog : 2007年10月01日 20:35