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バランスのよい食事をするのは、ごはんを食べる人、欠食がない人 (2007年09月19日)

農林水産省は、6月16日から22日に実施した「食事バランスガイド実践週間」の調査結果を発表しました。

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by yum

この調査は、「食育月間」の一環として、一般の方と農林水産省職員に、1週間のうち、任意の3日間(休日1日、平日2日)の食生活を調査票に記入し、提出してもらうことで実施されました。結果のポイントとしては、1日にごはん(米)を食べる回数の多い人、欠食がない人のほうがバランスのとれた食事をしていることがわかりました。

実施にあたっては、1日に「何を」「どれだけ」食べたらよいかという「食事バランスガイド」を基準としました。これは料理を5つの区分(主食、副菜、主菜、牛乳・乳製品、果物)に分けて、それぞれの区分の適量を「いくつ」の単位で示しています。参加者は、食べたものをこの区分で「いくつ」食べたかと、1日にごはんを食べた回数、欠食の有無などを記入して提出しました。

調査結果を分析してわかったことは、
(1)1日にごはん(米)を食べる回数が多い人のほうが、バランスのとれた食事をしていた。
(2)欠食のない人のほうが、バランスのとれた食事をしていた。
(3)3日間を平均して「食事バランスガイド」に沿った食事をできていた人は、全体の8%だった。
(4)年代が上がるほど、また男性より女性のほうが、バランスのとれた食事をしていた。
(5)最も適量不足なのは果物で、最も適量がとれていたのは主菜だった。

(1)は、米を中心とした食生活のほうが、副菜、主菜などの料理と組み合わせがしやすいからと考えられます。また、(2)の結果から3食欠かさず食べることの大切さがわかります。(3)~(5)では、若い人ほど、ごはんをしっかり食べずに、お菓子や嗜好飲料をとりすぎがちな食生活になっている可能性がうかがえます。一人暮らしの若い男性などはバランスのとれた食事と縁遠い人が多いかもしれません。

実際に自分の食事を分析してみると、なかなかバランスのよい食事はとれていないものです。この機会に食生活を見直してみてはいかがでしょう。


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「食事バランスガイド実践週間」実施結果について



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投稿者 kksblog : 2007年09月19日 21:21


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