●平成19年度、高校・中学新卒者の求人・求職状況について (2007年09月18日)
平成19年7月現在で、高校新卒者に対する求人数が去年に比べ11.3%増えています。
中学新卒者に対する求人数は14・2%増と、こちらも去年に比べ増えています。
Mark Manalaysay
中学、高校卒業後に就職を希望している学生さんにはチャンスの年かもしれませんね。
求人数は増えていますが、求職者の数は、高校新卒者では1.9%減っており、また中学新卒者でも7.7%減っています。そのまま勉強を続けて、進学を希望する人数が多いのかもしれませんが、求人数の数が増えて求職者の数が少し減っているわけですから、平成20年の春は、中学・高校それぞれ卒業後すぐに就職を希望している学生さんには、有利な年となりそうですね。
高校新卒者に対する求人数は、平成元年から平成4年にかけてグンと伸び、その後下がっていました。平成12年から平成16年にかけては、かなり低く、その後少しずつ上昇してきています。
今回募集が多いのは、規模的に大きな会社からの募集が多く、景気に反映して小さな会社より大手のところが求人を多く出せることの表れなのでしょう。
厚生労働省では、高校新卒者のための就職支援として、若年ジョブサポーターの学校訪問などによる個別支援や就職面接会など、マッチングの促進を行っていきます。
都道府県高等学校就職問題検討会議の申し合わせにより、求職者の応募・推薦について、秋までは1人1社まで、秋以降は1人2社までできるようされています。チャンスはぜひ生かしてほしいですね。
世の中の風潮が少しずつ変わっていっているようにも感じませんか?誰もが不安を抱えています。将来に対する見込みも見えにくい今、それぞれの判断力が一番という気もしますね。何が幸せで何が自分にとって確実なのか?個々にまかされている時代かもしれません。
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投稿者 kksblog : 2007年09月18日 10:55