●小学生へ向けて 自然の中での長期宿泊体験活動推進プロジェクト 始動 (2007年09月09日)
総務省・文部科学省・農林水産省は、3省協力のもと、子どもの学ぶ心や自立心、思いやりの心、規範意識などを育み、力強い子どもの成長を支える教育活動として、小学校における農山漁村での長期宿泊体験活動を始めることを発表しました。
総務省、文部科学省、農林水産省による連携事業 子ども農山漁村交流プロジェクトの推進について~120万人・自然の中での体験活動の推進~
今後5年間で、全国2万3千校(1学年120万人を目標)が展開していくことを目標に、今年は第一段階として、農山漁村で1週間程度の宿泊体験活動を、いろいろなケースでモデル的に実施することになりました。
実施に向けては、全国40施設の受入れモデル施設を核に、廃校改修をしたり、研修施設等の整備などで拡大する必要があります。また建物の充実のほか、たくさんの情報を収集して、問題点を出し合って解決することも重要な課題です。受入れる農山漁村側にも態勢を整えるための準備を進めていかなければなりません。
農山漁村にとっては、高齢化、過疎化の傾向から活力が低下している状況にあって、子どもたちを受入れ交流することは、新しい活力を生む源としての可能性が生まれます。
一方、子どもたちにとっては、自然とのつながりを確認し環境について考えたり、食について考えたり、年齢を超えた地元の方々との交流などから、実体験をとおして多くを学ぶことができます。
このプロジェクトは省庁の壁をはらい、三省で協力のもと、子どもの教育問題に取組んでいくことになりました。将来を担う子どもたちには、たくさんの事を見聞して感じて欲しいと思います。これからも省庁の壁は低くして、国全体で子どもを守る行政にして欲しいと切に思います。
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投稿者 kksblog : 2007年09月09日 02:29