●教員志望学生が自主的に高校で学ぶ機会を提供 (2007年09月06日)
神奈川総合高校が平成19年度教員志望者のための実践力向上事業を実施しました。
神奈川県教育委員会では、教員を志望する方々に、教員に求められる実践的指導力向上を目的に、
学校現場で実践的な体験や指導が受けられる機会を提供しています。
募集に伴い、神奈川総合高校に数学科教員志望の3名の大学生・大学院生が応募。同校では早速8月30日、
「平成19年度教員志望者のための実践力向上事業」を実施しました。
1時限目(9:00-10:30)
学校紹介ビデオ視聴の後、担当教員より、
年間計画上の本日の授業の位置付け、授業において実践力をつける手だてについて。
2時限目(10:45-12:15)
校内見学を兼ね、数学の授業を中心に、「情報」
をはじめとする授業見学を実施。
3時限目(13:05-14:35)
「平成19年度教員志望者のための実践力向上事業」の一環として、タイトル「これが授業だ!」のもと、
数学Iの授業(期末試験直前の2次関数・2次不等式等の総復習)から「授業の実践力」について。
当初、一般教室で黒板とチョークのみの通常の授業を行い、約45分ほど経過した授業のなかほどでコンピュータ学習室に移動、
学んだことをコンピュータを用いての関数のグラフのイメージ作りから、問題解決を計るという授業スタイルを公開しているとのこと。
数学の授業に、コンピュータを用いたのを見たのは3人とも初めてとのこと。また、生徒との距離感・板書の方法・話術、話題の仕入れ方・
出し方など、多くのものを学んだようです。
募集期間は平成19年9月10日(月)~平成19年9月28日(金)。実施校など詳しくはHPへ。
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投稿者 kksblog : 2007年09月06日 18:03