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音楽を愛する大人と子ども フラットな関係で語り合う (2007年09月05日)

大手インターネットプロバイダのniftyが運営している@niftyの「わかば対談。」というコーナーで、音楽を愛する大人と子どもが対談をしました。

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「佐久間正英さん(右)とけいすけくん(左)」

音楽を愛し、音楽とまじめに向き合っている大人と子供。ふたりは音楽的キャリアも、年齢も違います。しかし、このふたりがフラットな関係で語りあうこと。それが、「わかば対談」なのです。

今回対談するのは、最近ベースを習いはじめたばかりという中学3年生のけいすけくんと、佐久間式とも呼ばれる逆アングルピッキング奏法で多くのフォロワーを生み出す、元・四人囃子のベーシストであり、数々のアーティストを手がける名プロデューサーでもある佐久間正英さんです。

けいすけくんは、対談当日緊張でガチガチだったそうですが、そんなけいすけくんをさりげない優しさで受け止める佐久間さん。全く違うふたりには、実は共通する話題がありました。それは「お兄ちゃん」の存在です。

「お兄ちゃんのギターが、かっこいいなと思ってベースを始めました。」(けいすけ)「実は僕も、兄がもともとギターをやっていて、僕より上手かったんだよ。いや、今も僕より上手いかもしれない。」(佐久間)ふたりには、お兄ちゃんの存在があり、それが音楽を目指すきっかけになったという共通点をもっていました。

また、音楽の成績があまりよくないと悩むけいすけくんに「よし、これからがんばろう! でもね、実際のプロミュージシャンと音楽の成績ってほとんど関係がないよ。一流のミュージシャンであっても、音楽の成績は悪かった人が多いんじゃないかな。」と励ます佐久間さん。

そして、「恋をしなさい。音楽以外で完成を磨くのが大事なんです。」とアドバイスした後、「そう、まずは音楽を楽しんで、演奏以外のものも学びながら大人になってほしい。本当に、音楽は楽しいよ。その延長線上にプロになれるのであれば、こんなに良いことはないんじゃないかな。」と佐久間さんがけいすけくんに語っています。

今回、けいすけくんは佐久間さんからたくさん大事なことを学べたようです。子どもと大人が同じ目線に立って何かを語り合うことはとても大切なことですね。家庭でも、子どもの話を真剣に聞いてあげることがいい親子関係を築いていく礎となるでしょう。

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プロとは、なっちゃうもの ~ 「わかば対談 さくままさひで」より



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投稿者 kksblog : 2007年09月05日 20:38


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