●生徒ひとりひとりの学力を確かなものにするということ (2007年09月05日)
“児童・生徒の学力向上を図るための調査”が、適正に実施されたかについての調査をある地域で行った結果、“小学校1校を除いて、すべての小・中学校で公平・公正に行われた”という結果が報告されました。
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「小学校1校を除いて」という内容については、『調査の実施中に、担当の先生が、答えを間違っている児童の解答用紙に対し、指さしして示した』というものです。
調査の目的としては、“児童・生徒ひとりひとりに、確かな学力の定着と伸長を図る”“各教科の目標・内容が実現できている状況を把握して、指導方法の改善・充実に生かすこと”としています。
また、児童・生徒の状況によって、調査の実施が難しい場合には、学校から保護者へ、十分な説明を行ったり、区市町村教育委員会との相談を行ったりする等、適切に対応する、とされています。
「生徒に教える」ということは、つまり、指導をするというのが本来の学校での指導のあり方だと思われます。生徒が『わからない』ということは、その子どもに対しての指導が行き届いていなかったことになるでしょう。
学校では、集団での指導であるため、ひとりひとりの把握も限界があると思われますが、工夫しながらそれを確認できる機会を見つけながら日々指導していって頂きたいというのが、願いですね。
子どももそれぞれの得手不得手も捉え方も、個性も持っていますから、それをひとまとめに見ていくのは非常に難しいところだと思います。
学校では、集団での良さを生かしながら、個を見るというところが実現していけるように、ひとりひとりの先生方が努力して頂けることを願います。将来、社会を支えていく子どもたちを現在育てているわけですからね。
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投稿者 kksblog : 2007年09月05日 11:59