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出会い系サイト、女児の多くが被害者に (2007年09月03日)

警察庁が、出会い系サイトに関連した事件の状況報告をしました。

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by vectorum

平成19年上半期出会い系サイトに関係した事件として警察庁に報告されたものは、907件で、被害者708人のうち、18歳未満の児童が604人で、これは全体の85.3%でした。そのうち、18歳未満の女の児童が99.5%とほとんどを占めています。


最近では、携帯電話やインターネットの普及によって、児童が出会い系サイトなどのサイトに簡単にアクセスできるようになりました。特に携帯電話から出会い系サイトにアクセスしている児童が非常に多く、被害にあった児童604人のうち577人が携帯電話を使っていました。

具体的な事件例としては、出会い系サイトにアクセスした子どもを呼び出して、強盗や強姦、強制わいせつ行為におよんだり、また、売春、窃盗、詐欺などもあります。

子どもとすぐに連絡がとれる、居場所がわかる、など、子ども達を犯罪や事故から守るのに便利な携帯電話ですが、その反面、携帯電話から出会い系サイトと通じた犯罪にも巻き込まれる恐れがあります。 

警察庁は今後の対策として、出会い系サイト事業者に、児童の利用防止や不適切な書き込みの削除の指導を引き続き行うこと、出会い系サイトのサイバーパトロール、携帯電話を主としたフィルタリングの普及、児童に出会い系サイトの危険性を知らせる等の活動をしていくとのことです。

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平成19年上半期のいわゆる出会い系サイトに関係した事件の検挙状況について



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投稿者 kksblog : 2007年09月03日 15:40


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