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情報漏えいが発生したときの対応ポイントとは (2007年09月02日)

独立行政法人 情報処理推進機構 セキュリティセンターは、情報漏えいが発生したときに参考にするための小冊子「情報漏えい発生時の対応ポイント集」をウェブで公開しました。

hyoushi070902.bmp

この小冊子は、情報漏えいが発生した際に、経営者や対応するチームなどが、何をする必要があり、何に気をつけなければならないかなど速やかに適切な対応ができるようにポイントをまとめてあるものです。過去の漏えい事故を専門家で構成された調査委員会が調査分析した報告書とあわせて作成されました。

内容としては、まず情報漏えい対応のための5原則を掲げています。
(1)被害拡大防止・二次被害防止・再発防止の原則
(2)事実確認と情報の一元管理の原則
(3)透明性・開示の原則
(4)チームワークの原則
(5)備えあれば憂いなしの原則

そして具体的に情報漏えい対応の基本ステップから、情報漏えいタイプ別の対応ポイント、情報漏えいを報告したり公表するときのポイントなど一連の対応作業内容から留意点までをわかりやすく説明しています。

情報漏えいタイプ別の対応ポイントとは、情報漏えいの原因が紛失・盗難の場合、誤送信・Web誤公開の場合、内部反抗の場合、Winny/Share等への漏えいの場合、不正プログラムや不正アクセスの場合、風評・ブログ掲載の場合など、それぞれタイプによっての対応ポイントを解説しています。

個人情報保護法が施行され、個人情報保護の重要性も高まっています。民間企業、公的機関が情報漏えいに対しての体制を強化しているように、教育現場も体制を整え、対策を講じられるようにしなければなりません。専任で担当者をおくことはできないので、このような資料を有効に活用すれば情報保護の徹底に役立つのではないでしょうか。


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<情報セキュリティ対策>書籍・冊子3冊紹介


情報漏えい発生時の対応ポイント集



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投稿者 kksblog : 2007年09月02日 09:14


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