●防災の日を前に“防災マニュアル‐震災対策啓発資料‐”公表 消防庁より (2007年09月01日)
8月31日に総務省消防庁は、地震災害を最小限におさえる目的で、震災対策啓発資料『防災マニュアル』を公表しました。
その内容はとても具体的で、最初は地震にあった場所を想定してそれぞれどのようにしたら良いかが、災害地図や屋内編、屋外・乗り物編に分けて、ケースごとにとるべき行動の説明がとてもわかりやすく書かれています。
次には揺れが収まってからの行動について、安全確保→非難の判断→非難行動→帰宅困難者→救出・救護という順で、行動パターンにしてあります。その一つ一つの行動に対しても、具体的にガラスの破片や落下物の危険性といった具体的な注意点の説明があり、知っているといないとでは大きな違いになる事柄です。
最後に、地震が起きる前に何をどう準備して、確認しておくと良いのかについての説明です。地震の知識をはじめ、家族で避難場所や連絡を取り合う方法などの話し合い、備蓄品・非常持ち出し品の準備のほかにも、住宅耐震判断や家具の転倒防止対策などがあります。
いつどこで地震が起こるかは分かりません。大人でも気が動転して、十分な対応ができないことがあります。もし子どもたちが外出中に地震にあったら、家族に会うまでは自分自身ですべての行動を考えて自分を守らなければなりません。どこへ行けば家族に会えるのか、ガラスの破片で足を怪我しないように必ず靴かスリッパを履く、ブロック塀が崩れるかもしれないから側を歩かないことを知っていなければ、身を守ることは難しくなります。
少しでも子どもにツライ思いをさせないためにも、ぜひ“我が家の防災マニュアル”をたててみて下さい。
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投稿者 kksblog : 2007年09月01日 22:06