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未来の科学に貢献するタマゴたちに送る3日間の科学体験プログラム (2007年09月12日)

埼玉県の独立行政法人「国立女性教育会館」で、「女子高校生夏の学校 ~科学・技術者のたまごたちへ~」というイベントが夏休み中の8月16日~18日の3日間を使って開催されました。

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このイベントは、文部科学省、男女共同参画学協会連絡会、日本学術会議「科学と社会委員会 科学力増進分科会」との共催で行われ、今年が3回目の開催となります。理工系の分野への進学を考える女子高生を対象として、彼女たちより一足早く理工系分野に進んで活躍する大学や企業の研究者や技術者との交流を通して進路について考える機会を提供するもので、今年は全国から110名の女子高校生が参加しました。

毎年盛りだくさんの企画で意義のある内容となるこのイベントは、今年も多彩なプログラムが企画されました。各方面の学会や研究機関の連携を得ることで理工系に進んだ女子大生や大学院生、研究者の他、理工系分野の第一線で活躍するその道の専門家の講演、さらには実体験により理化学分野をより身近に感じるための実験や実習、進路や悩みに関する相談会やゲームを通しての自由研究といった中身の濃い内容となりました。

また、今年は例年にも増して密度の濃いものになるような試みも考えられました。参加者全体を少人数にグループ分けし、それぞれのグループに実行委員が担任となって付き、さらに指導役として女子学生がグループごとに加わることでより密接な交流を行うことを意図的に実施しています。

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新しい試みの効果は充分だったようです。参加した女子高生からは、「進路に対しより具体的に前向きに考えられるようになった」「目標を同じくする仲間との出会いで刺激を受けた」などといった感想が多く寄せられたようです。

進路を選択するうえで現場の生の空気を感じることはとても有意義なことです。参加した110名にとってこの2泊3日のイベントは自身の将来を考える上でとても意味のあるものとなったことでしょう。



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投稿者 kksblog : 2007年09月12日 16:07


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