●清潔な生活はまず手洗いから 「食中毒から身を守るには」 (2007年08月30日)
家族全員、食事の前には、きちんと手を洗っていますか?農林水産省のサイトに「食中毒から身を守るには」という記事が掲載されています。
笑顔で食事ができるためにも日頃の注意が大切です
食中毒を予防するために、家庭でできることがイラストや写真入りで、わかりやすく紹介されています。
まずは「正しい手の洗い方」。小学校の頃はきちんとやっていた覚えがあるけれど、今は子どもに注意された、という人も多いのではないでしょうか。流水で手を洗い流すところから、手洗い完了まで、写真つきで10の行程がありました。一つ一つの写真を見ていると、こういったところが洗えていない!と気付かされました。
食品の扱いや、調理中の注意など、知っていると思っていても、見落としていること、つい面倒くさがって怠っていることがいろいろと書かれています。このように、あらためて「なぜやってはいけないか」という理由を読むと、家族の安全のために気を配らなければと思います。
食中毒をひきおこすウィルス・細菌図鑑のページでは、感染時の症状、主な感染原因、予防のポイントが紹介されています。よく耳にするサルモネラ菌、ノロウィルスなどの名前がずらりと並んでおり、顕微鏡写真も載っています。
黄色ブドウ球菌(東京都健康安全研究センター提供)
細菌の直径は約1.0μm
厚生労働省の統計によると、平成17年の食中毒は1,545件報告され、27,019人が被害にあっているそうです。これは、医師が食中毒だと診断した人だけを数えたものであり、食中毒になっていても、病院へ行かなかったり、食中毒と診断されなかった人などは含まれていません。
楽しいはずの食事が、健康な生活や生命をおびやかす原因になってはいけません。「このくらいなら」「まだ大丈夫」という日頃の油断が悲劇を招きかねないということを再認識させられました。休日に家族でキッチン、冷蔵庫のそうじをして、清潔で安全なくらしの大切さを確認してみてはどうでしょうか。
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食中毒から身を守るには
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投稿者 kksblog : 2007年08月30日 06:45