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●8月28日、皆既月食の色を調べよう! (2007年08月27日)
8月28日、全国で6年ぶりに皆既月食をみることが出来ます。
皆既月食中の月は一般的には真っ黒にはならすに、赤黒い色になることが多くあります。しかしこの色は月食のたびに変化します。今回の月食では月はどのような色にみえるのか、観察して報告してみましょう。
月食とは、太陽―月―地球が一直線にならぶことによって、月が地球の影に入って暗くなり、まるで月が欠けてしまったかのように見える現象のことです。
17時51分から21時24分にかけて今回の月食は起こりますが、月が地球の影の中にすっぽりと完全に入り込む皆既食は18時52分に始まります。
皆既食になると、月が見えなくなってしまうように思われますが、実際には地球の本影の中にわずかに入り込む光の影響によってそうはなりません。
地球の周りには大気があります。太陽光が大気の中を進むとき、青い光は大気中のチリで散乱し、赤い光は散乱しにくいために地球の本影のなかに入り込みます。この赤い光が月面を照らすために皆既中の月は赤黒く見えるのです。
しかし、この色は月食のたびに変わります。大気中にチリが多いと赤い色も月まで届かずに黒っぽい色になります。また、反対にチリが少ないと明るいオレンジ色になります。
今回の月食は、夕方から夜にかけてという、多くの人が観測できる時間帯に起こります。家族みんなで、色を観察してみてはどうでしょう?色の予測をしあうのも楽しいかもしれませんね。
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投稿者 kksblog : 2007年08月27日 13:29
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