●子どもの携帯電話普及率35.7% 有害サイトブロック対策は大丈夫? (2007年08月26日)
インターネットコムとgooリサーチが行った「子どもの携帯電話利用に関する調査」によると、子どもの携帯電話利用者4人に1人が何らかの利用制限を設定・利用しているという結果が8月21日に発表されました。
調査対象は全国の学生の子どもを持つインターネット利用者です。回答によれば、35.27%の子どもが自分専用携帯電話を持っていて、違う会社の2月時点の調査では、20.7%でしたので、15ポイントほど上昇している結果です。
「有害サイトアクセス制御サービス」ロゴマーク
子どもの携帯4人に1人が利用制限機能を設定
子どもの携帯電話所有率が上昇しているなか、なんらかの利用制限をかけているのは、保有者のうち26.03%で、およそ4人に1人で、具体的には、「サイトアクセスへの制限」が9割近くで最も多く、少なかったのは「メール送信に関する制限」18.42%でした。
持っている種類は86.99%が「普通の携帯電話」であって、「子ども向け携帯電話」13.01%と比べると、普通の携帯電話を所有する子どもが圧倒的に多いことが分かります。この「普通の携帯電話」は小学校高学年からの保有が増えはじめ、中学生になると「子ども用携帯電話」を持つのは0%となります。
好奇心iいっぱいの子どもたちが軽い気持ちでサイトを開き、出会い系などの有害サイトへのアクセスは、重大な犯罪に巻き込まれてしまうことがあるので、十分に注意しなければなりません。
※ サイトアクセスへの制限などの利用制限については、それぞれの契約携帯電話会社で無料サービスがありますので、そちらでご確認ください。
携帯電話は、あると非常に便利なものです。今後ますます子どもたちの間に普及する傾向にありますが、子どもに携帯電話を保有させる前に、利用額の上限、有害サイトへのアクセスの制限など、使い方のルールを決めた上で認めて欲しいと思います。
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投稿者 kksblog : 2007年08月26日 00:02