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将棋を習えば子供に思考能力がつくかもしれない?? (2007年08月10日)

理研脳科学総合研究センター(BSI)、日本将棋連盟、富士通とが協力して、人間の小脳についての研究を始めました。

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これは、人間特有の直感思考のメカニズムを解明することを目的とした共同研究プロジェクトで、このプロジェクトで重要な役割を果たすことになったのが日本の伝統文化「将棋」です。

人間の脳で、小脳の大きさは大脳の約10分の1です。しかし、小型の細胞がたくさんあって、大脳と同じくらいの数の神経細胞が活動しています。小脳は、運動を制御する役割を担っていると一般ではされていますが、脳科学者の間では、運動以外にも脳の重要な役割を持っているのではないかと考えられています。

棋士はいつも思考を重ねて、経験から得た情報をもとに、直感的に瞬時に次の一手を繰り出すことができます。つまり、「運動のみならず思考過程においても小脳が重要な役割を果たす」という仮説を証明するために将棋がもってこいだったというわけです。これにより、思考過程での小脳の役割の研究を進めることができるようになるのではないかと期待されてます。

プロ棋士は、直感思考を含め優れた思考能力を持つ集団です。幼い頃から将棋を勉強している人達が、プロ棋士と認められて活躍していることを考えると、子ども達に将棋を習わせたら、思考能力が高まるのかもしれませんね。

理研-富士通が脳機能活動に関する共同研究プロジェクトを開始 - 将棋における直感思考の解明を目指す新たな試み -




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投稿者 kksblog : 2007年08月10日 13:04


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