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給食に出されているクジラ 水銀含有量が規定値を超えている可能性が (2007年08月08日)

Japan Timesによれば給食に使われていたクジラ(イルカ)の肉に残留毒物が残っていた恐れがあるとのことです。

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太地町の議員

記事では、和歌山県の太地町で学校給食に水銀汚染されているゴンドウイルカ(マイルカ科)の肉が使用されている可能性があることがわかったとしています。情報元となった太地町の二人の議員は、JapanTimesに対し『クジラの肉を調べてみたら、かなりの水銀汚染が含まれていた』と話しています。

クジラの水銀汚染度を調べた結果、1950年代の水俣水銀汚染災害の間にテストされた結果よりひどいものだったのだと、同議員たちは主張します。

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Japan Timesのインタビューを受ける太地町の議員

同議員たちは、この問題を町役場や日本の水産省に訴えたそうです。水産庁の食品安全研究所からは「私達の仕事は漁業をしている国民の利益を守ること」との返答が、町役場も同様に漁業を守りたいとの返答が、それぞれ返ってきた、と彼らはJapanTimesに語っています。

クジラの水銀調査のため、同議員らはさまざまな研究室に研究を依頼したようです。多くの研究者は「水産省との対立は避けたい」とのことで調査は引き受けなかったようです。最終的にはある研究所によって、クジラの水銀調査は進み、このような結果が出たという次第。

(しかし、この研究所の名前や、実査を担当した研究者の名前、研究結果の詳細なデータは明らかにされていません)

事実かどうかはいまの時点で不明ですが、もし事実ならば子供たちの将来に影響があることなので、早急に公平な調査が望まれます。

Taiji officials: Dolphin meat 'toxic waste' Assemblypair break taboo, warn of acute mercury risk in school lunches



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投稿者 kksblog : 2007年08月08日 20:45


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