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夏休みに子ども同士で、また家族で、遊園地に出かけて遊戯施設を利用することも多いでしょう。遊戯施設における事故も多かったりすると、点検の具合等、気になってしまうものですよね。

５月に国土交通省から各都道府県に対し“遊戯施設に関する緊急点検”が通知されています。７月末までの実施状況がまとめられ報告されました。

項目としては、点検対象となる遊戯施設数、緊急点検を実施して報告のあった遊戯施設数、点検後に特に指摘がない遊戯施設数、点検の結果「要修理」などの項目があった遊戯施設数、そのうち是正された遊戯施設数、点検中の遊戯施設数というものになっています。

また、コースターに関しては、別に５月付けで各都道府県に緊急点検が通知されています。こちらも同じく７月末までの実施状況がまとめられ報告されました。緊急点検の対象となっているのは、コースターやコースターに類する勾配が５度以上の高架の遊戯施設についてです。緊急点検について報告されたのは、点検対象となる遊戯施設は３０７基、うち１５基に問題があったが、そのうち１２基は是正済、２基は部品交換中、残りの１基は廃止を検討中、また、１４基は探傷試験の実施等点検中。

国土交通省からの対応としては、緊急点検が完了していない施設について、引き続き点検の実施と結果の報告を求め、社会資本整備審議会建築分科会建築物等事故・災害対策部会において、事故の再発防止等の観点から、定期検査の方法や報告内容のあり方等について検討中ということです。

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