●「学ぶ力の向上をめざして」ある自治体のこころみ (2007年08月07日)
学力の向上には、学校での指導ももちろん大切ですが、家庭学習や基本的生活習慣の定着もおおいに関係しているということがわかり、その具体的な取り組み方についての内容です。
by Nicholasville, KY
主な項目としては、我が家の子育てチェック・早寝早起き朝ごはん運動・子どもとのふれあい・毎日の家庭学習・子どもの発達段階と親のかかわり方、などです。
「我が家の子育てチェック」で、まず、普段の生活を振り返り、親の立場で自己判断できるようになっています。
「早寝早起き朝ごはん運動」というのは、最近の子どもたちの基本的生活習慣の大きな乱れが、学習意欲や体力・気力の低下の要因の1つになっていると指摘されていることから、「早寝早起き朝ごはん運動」を積極的に進めていこうというものです。
朝食を食べないことを繰り返していると、タンパク質、ミネラル、ビタミンの不足が生じ、集中力がなくなったり、低体温になって体調不良や気分がすぐれないということが起こります。
また、早起きして朝の光をあびることで、ホルモンの分泌や体内リズムが調節され、食欲が増し、元気が出ます。睡眠は心と体の成長に深く関わっており、性の早熟を押さえる働きをするホルモンが分泌され、身体や脳をつくりあげ回復させたりします。夜ふかしがつづくと体内リズムが乱れ、ホルモンの分泌が減少するのです。
テレビ・ビデオ・ゲームなどメディアとの接触時間は、学力にも影響を及ぼします。子どもには自分でコントロールできるカを育てることが大切です。携帯電話やインターネットも、役立つ道具にもなれば、子どもを危険にさらす道具にもなります。使い方のルールを決めることが大切です。
その他、「親子一緒にすごす時間の工夫のしかた」「家庭学習の習慣のつくりかたの工夫について」たぶん、各家庭で皆さん悩まれているであろう「子どもの年齢に応じた親の関わり方について」また、Q&Aや相談窓口の案内などもあります。
参考になることがたくさんあることでしょう。ぜひ、ご覧ください。
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投稿者 kksblog : 2007年08月07日 13:15