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映像リテラシー育成のきっかけに ソニーの社会貢献 (2007年08月06日)

 ソニー株式会社(東京都港区)では、高校生の創造性を大きく育むことを目的とした映像制作プロジェクト「ソニー・ムービー・ワークス」を2004年より実施している。映像制作に志を持つ高校生に対し、ソニーが持つ技術や機材、機会を提供するプロジェクトで、本年は過去最高の96件の応募があった。選択科目や教科「情報」、美術、総合学習など、授業で映像作成の経験を有する高校生の応募が目立った。

 本年の募集テーマ「Color(カラー)」。恋、いじめ、自己表現の模索など、高校生ならではのテーマや、コメディ、ホラーなど多彩な表現を用いた企画が全国より集まり、書類審査とプレゼンテーションを経、高校生10チーム(国1・公3・私6・総勢28人)が選出された。8月9日から3泊4日で行われるワークショップでは、映像分野の第一線で活躍しているプロに直接指導を受けた。
「ソニー・ムービー・ワークス」は、テーマに沿った10分間の短編映像企画を募集し、選考を通過したチームは8月にワークショップ合宿に参加、映像制作のプロによる徹底指導のもと、企画の立て方、撮影、編集までを学び、12月の作品上映会(12月22日を予定)に向けた作品制作活動に役立てるというもの。12月の上映会で作品を披露、優秀作品が表彰される。

「ソニー・ムービー・ワークス」を第一回目からディレクション、講師も務める瀧澤裕二氏は、「生まれたときから映像が身近にあった今の世代は、潜在能力として映像リテラシーを身に着けている。映像が言語となるこれからの時代、本プロジェクトに参加した若者に映像文化の一翼を担ってほしい」と述べる。
全国選抜10チーム 北海道立札幌月寒高等学校(北海道)・昭和学院秀英高等学校(千葉県)、埼玉県立所沢高等学校(埼玉県所沢市)、恵泉学園高等学校(東京都)、恵泉女学園高等学校(東京都)、中央大学附属高等学校(東京都)、慶應義塾湘南藤沢高等部(神奈川県)、湘南白百合学園高等学校(神奈川県)、兵庫県立龍野高等学校(兵庫県)、近畿大学附属東広島高等学校(広島県)。



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投稿者 kksblog : 2007年08月06日 15:02


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