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きみの町から天の川は見える? スターウォッチング・ネットワーク (2007年08月03日)

環境省では、冬期と夏期の年2回、全国星空継続観察(スターウォッチング・ネットワーク)を行っています。全国各地で一斉に、肉眼や双眼鏡、カメラなど身近な方法を使って星空観察をおこないます。

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都市部の商業地域や住宅街で、夜に屋外が明るいことで夜空に星が見えにくくなっています。「光害」という言葉は、ときおりニュースや科学番組などで耳にする程度ですが、不要な光、過剰な光によって、天体観測ができなくなったり、生態系に混乱をもたらすといった影響はすでに出ています。またネオンサインのような、生活に必ずしも必要でない過剰な光は、エネルギーの浪費の一因でもあります。

この事業は、参加者に光害や大気汚染のない、清らかな大気への関心を高めてもらうことを目的としています。また調査結果をもとに、上空への漏れ光が少ない照明器具や明るすぎない照明を普及するなどの活動、ひいては温暖化の防止や地域の大気汚染の改善も目標としています。

観察の方法は次のようになっています。

[1] 肉眼で天の川の高度の異なる部分の見え方を観察する
[2] 双眼鏡を使って、何等級の星まで見えるか調べる
[3] 星空の写真撮影をして、そのスライド写真から夜空の明るさを算出する"

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プレアデス星団(すばる)の観察ノート

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実際のプレアデス星団の写真

昨年の冬の調査では、天の川の星は高度が低い(地上に近い)星ほど見えにくく、都市の規模が大きくなるほど等級の低い星が見えづらいという結果がでています。

都市部では、夜歩くのに懐中電灯を持つことはほとんどなくなりました。その代わり、星明かり、月明かりも感じられなくなってしまったようです。ときには家のあかりを消して、ベランダから夜空を見上げてみませんか。



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投稿者 kksblog : 2007年08月03日 02:18


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