●登下校時の安全確保について ~文部科学省より依頼~ (2007年07月29日)
文部科学省は、7月23日付で、全国の私立学校等の安全主管および公立学校教育委員会安全主管あてに「登下校時における幼児児童生徒の安全確保について」という依頼通達を出しました。今までも保護者、地域社会、警察等と共に安全管理を進めてきましたが、一層の徹底をお願いしたいという趣旨です。
これは7月20日の朝、宮城県の小学生が終業式の登校中に暴漢におそわれ重傷を負うという痛ましい事件発生を受けての通達になりました。昨年12月6日に出された「登下校時における幼児児童生徒の安全確保について」に重ねての依頼通達ということです。
文部科学省では子どもたちを事故や事件から守りために、地域ぐるみの学校安全体制整備が重要であるという考えから、学校安全ボランティア、スクールガードリーダーによる巡回など推進してきました。今後もこれらの方々の協力を得ながら、地域全体で事故や事件から子どもを見守る体制を整備していっていただきたいということ、長期休暇のこの夏休みにも適切な指導を行っていただきたいということが主な内容です。
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/17/12/05120900/014.htm
学校は警察との連絡を密にし、各地域ごとの安全マップを作成したり、登下校時には保護者や地域の方々が街角に立ち見守る体制が整いつつある現在でも悲しい事故や事件は無くなりません。しかしこれらの活動は、事故を未然に防いだり、犯罪の抑止力となって子どもたちを守ることができることになるはずです。子どもを一人にしないことが一番の解決策といわれます。
保護者や地域のネットワークといった人の輪は、とても絶大な力を発揮するものです。親子で顔見知りをたくさん作っておけば、子どもの安全確保につながるのはもちろんですが、親にとっても心強い子育て支援にもつながるのではないでしょうか。
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投稿者 kksblog : 2007年07月29日 20:24