●学校のエコチェックをしてみよう! 文部科学省の省エネ対策パンフレット (2007年07月26日)
文部科学省から、学校に対して省エネルギーを呼びかけるパンフレットが出版されました。「学校施設における省エネルギー対策について−地球環境のためにわたしたちができること−」というタイトルで、同省のサイトからもダウンロードできます。
学校では教室のあかり、冷暖房など、案外エネルギーを消費している場所です。業種ごとにみてみると、順に「卸・小売業」、「事務所・ビル」、「ホテル・旅館」、ついで「学校」が入っています。
このパンフレットでは、学校で電気・ガス・水などのエネルギーが、一年間でどれだけ消費されているかを調べ、いかに節約できるかを考えられることを勧めています。
たとえば、教室で蛍光灯をつける時間を1日1時間短縮すると、1年で6,300万kWh、体育館の照明をつける時間を同じく1日1時間短縮すると、約1億4万kWhの節約になるといいます。そこで、日中じ十分な明るさがあるときには教室の蛍光灯を消す、体育館はなるべく連続して使用し、点灯消灯による消費電力をカットする、といった対策ができます。
その他に冷暖房、家電製品の選び方、節水、3R運動などについて、なぜその取り組みが必要なのか、どうすれば節約できるか、ということが紹介されています。内容は、イラストや図解が多く使われており、小学校高学年くらいから理解できそうなものになっています。
「地球温暖化」「もったいない」といった言葉がニュースなどでもよく聞かれる昨今、消費エネルギーの調査や、省エネ度のチェックシートなど、子ども達が中心となってできることも多くあります。グループでの研究課題など、環境を積極的に学ぶための教材にもよさそうですね。
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エネルギー講座
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投稿者 kksblog : 2007年07月26日 02:16