●血液が足りません!マンガで高校生に献血の協力を呼びかけ (2007年07月25日)
厚生労働省は、献血に関する正しい知識を普及させるために、高校生用の「けんけつHOP STEP JUMP」テキストを毎年配布しています。
献血を正しく理解するための「けんけつHOP STEP JUMP」には、「けんけつちゃん」という献血キャラクターが登場し、高校生に献血の大切さを訴えかけています。中身はマンガのような読み物や、献血の手順、献血後の注意事項、そして血液型と遺伝などといった血液型にまつわる話も載っています。
マンガにはけんけつちゃんが登場して、人々に献血を広めようと頑張っています。ある日、あいちゃんという女の子が子猫を助けようとして道路に飛び出して事故にあってしまいました。それを目撃した男性にけんけつちゃんは献血をすすめます。男性は「僕にもできることがあるんだ!」と初めての献血を体験しました。
やがて元気になったあいちゃんも献血のおかげで助かったことを知り、自ら献血のボランティアを始めました。マンガの内容もわかりやすく、高校生にも「助け合い」の大切さが理解しやすい内容になっています。
また、活字離れしている高校生にも読みやすいようにすべてのページに挿絵が使われ、文字は大きめになっています。献血ルームから、日本赤十字社の血液センターをとおって、病院に届くという順序も一目でわかるように描かれています。
このテキストには、献血をしたことのない人が不安に思わないように、献血の種類や献血ができる場所についてもイラスト付きで解説がしてあります。献血後の注意や献血の副作用がまれに出ることも載っており、水分補給や休息をすること、タバコ・飲酒は避けることや激しいスポーツをしないことなどと書かれています。
献血をする29歳以下の若い人たちが近年減っているという現状、そして平成17年4月に血液が非常に足りなくなってしまった時にも、協力者の多くは中高年でした。高校生や若年者が献血に協力することは今、必然だとテキストは訴えかけています。
「けんけつHOP STEP JUMP」は高校生以外のおとなもこどもも楽しめる内容になっています。この機会に家族で、助け合いの大切さを再認識し、一緒に献血ルームを訪れてみてはいかがでしょう。
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投稿者 kksblog : 2007年07月25日 20:57