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内閣府のアンケート「低年齢少年の生活と意識に関する調査」 (2007年07月09日)

内閣府サイトに、平成17年度に実施されたアンケート調査「低年齢少年の生活と意識に関する調査」の結果が発表されています。

gakko070709.jpg

●低年齢少年の生活と意識に関する調査(内閣府)

今後の青少年育成施策の検討のための基礎資料を得ることが目的で、対象は日本全国の9才から14才までの子どもと、その保護者です。子どもには、学校や家庭での日常生活、地域との関わりや価値観といった、社会性に関する意識をみるための質問を、保護者には、養育態度、子どもに関する意識や価値観などをみるための質問を行っています。

調査項目は、以下のようになっています。

〔青少年調査〕
(1)生活
(2)家庭
(3)学校
(4)友人
(5)価値観
(6)消費
(7)パソコンや携帯電話
(8)地域とのかかわり
(9)自分の悩み

〔保護者調査〕
(1)教育・子育て
(2)携帯電話
(3)生活
(4)価値観
(5)地域とのかかわり

子どもの回答結果については、全体的な傾向にくわえて、男女別、小学生・中学生に分けた結果も掲載されていました。生活の時間帯や、悩み、パソコンや携帯電話など、小学生・中学生の間で回答の結果に差があることが多く見られました。

学年をさらに細かく見れば、結果が徐々に変化していくところがあるのかもしれません。カリキュラムの差、部活動など、基本的な生活リズムの違いや、成長にしたがって、子どもの活動の幅がひろがり、それを周囲も認めていく、といったことがあると考えられます。

保護者への質問は、男女別と、保護者の年齢別の結果に分けられています。子育てに関する質問のほかに、保護者自身の生活態度や気持ちなどを聞く質問もありました。質問によっては、子どもの学年別(小学生の保護者・中学生の保護者といったように)の結果を見たいところもありますが、そのデータはなし。

携帯電話やゲームなどが、子どもの自由時間に影響をおよぼしている一方、地域活動への興味など社会参加へ積極的な姿勢を示す回答もみられます。まずは、子どもをとりまく環境を、大人がよく理解することが大事ではないでしょうか。



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投稿者 kksblog : 2007年07月09日 06:54


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