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●18年度文部科学白書---「文化力の向上」を目指す。 (2007年07月05日)
平成18年度版の文部科学白書は、教育の目標として、「文化力の向上」というものを掲げています。
*写真は学校での茶道体験。
平成18年度地方教育費調査(平成17会計年度)-中間報告-
平成18年版 文部科学白書
心豊かな社会の実現のため、子供たちに文化や芸術に関心を持ってもらおうというわけです。いくつかの学校では、子供たちと芸術家との交流イベントを企画したり、本物のバレエの舞台体験をしたり、また、学校で祭りばやしの太鼓教室(伝統文化教室)などを行っています。
これらの体験はこどもたちにとって感受性を豊かにし、視野を広めるとても良い経験になります。子供達はきっとさまざまな文化活動を通して自分の身の回りの芸術や文化に興味を持つようになるでしょう。興味を持てば、「もっと知りたい」という知的欲求がわきます。「与えられる」だけの勉強から「自分から積極的に学ぶ」ということへの変化も起こるでしょう。学習への意欲といった点でも「文化力の向上」はとても大切ですね。
しかし、今年度の地方教育費調査の中間報告をみてみると、図書館費や博物館費などの文化関係の支出である社会教育費は全体的に減少傾向にあります。
文部科学白書にある「文化芸術国への実現」を目指すためには、生徒たちが、文化や芸術に触れる機会をもっと多くしていかなければなりません。しかし、それにもかかわらず、文化や芸術の為の社会教育費が減少傾向にあるというのは、教育費の使い方を見直す必要があるかもしれません。
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投稿者 kksblog : 2007年07月05日 13:04
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