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地図と統計データのマッチングと農業集落単位のデータ利用可能 (2007年07月05日)

平成19年6月5日より、農林水産省では、全国各地の地図データと統計データを合わせて表示・検索・活用できる「農林業センサス地域データベース」サービスをインターネット上で始めました。

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by (c)Tomo.Yun

知っとこ!農業の姿~農林業センサス地域データベースの利用開始について~

これまで、農業集落単位のデータについては、要望に応じて提供していましたが、今回初めて、ホームページ上で簡単な操作でビジュアル的検索、提供を可能としています。

同データベースでは画面上の日本地図上から、目的とする地域を自由に選択することにより、データベースに収録されている新旧市町村、集落単位の統計データを閲覧することができます。

データベース利用方法は以下のとおりです。

1 「入口」を選択し、「都道府県選択画面」で利用する集計結果及び表示したい都道府県を選択します。
2 地図操作ができる画面があらわれると、目的の地域を本システムに備えられた 「拡大」「縮小」及び「移動」機能により地図を利用しやすい大きさ、位置に調整し、目的とする地域及び統計データを「地域選択」及び「統計データ選択」で指定します。また、「地図設定」では、境界線の色や太さ、道路、河川区域などの表示選択もできます。
3 「出力」処理により、必要に応じて統計データの出力ができます。
    
出力した統計データについては、ダウンロードを行い、表計算ソフト等によりグラフ作成など加工分析が可能です。また、選択地域の統計データにより階層別分布図を容易に作成することができます。


【データベース収録項目(2005年農林業センサス結果)】

○立地条件に関するデータ
○地域資源の保全に関するデータ
○世帯に関するデータ
○人口に関するデータ
○土地に関するデータ
○年齢に関するデータ

「農林業センサス地域データベース」のインターネット利用によって、農山漁村活性化等の地域での新たな取り組みを進める際の資料整備をできること、また行政による政策決定や事業計画の立案などの合理的な実施が可能になることが期待されています。

今後、データベース項目を追加し、各項目の経年変化が追えるようにするなど、内容の充実を図っていくと閲覧利用者も増えることでしょうね。

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投稿者 kksblog : 2007年07月05日 09:43


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